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サウナ北欧@上野

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ここはご存知、テレビ番組「サ道」のホームサウナ。名実ともにサウナーの聖地と言える。 流石にプロサウナー率が都内で一番高く、サウナハットをかぶっているも人が多い。ここで格安のサウナハットも販売されているので、僕自身愛用しています。 更衣室のロッカーは古い会社にある灰色のスチールのやつ。みんなが言う、「どこが北欧やねんのねんっ!」 しかし! サウナは110度。草加の健康センターと双璧の熱さ。この熱さがたまりません。でも、当然ロウリュでまろやか。みんなこのまろやかで強烈な熱さを求めてやってくる。 やりたい人が、ロウリュよろしいでしょうかって、ジュワ〜ジュワ~ってやってくれる。僕もここでロウリュをするのが楽しみ。サウナリテラシーが高いというか、みなさん感謝してくれるし、混んでるときは譲り合ってスペースを作ってくれる。 少しぬるくなると、みんなが交代でロウリュするので、体感温度は常にかなり高く、結露も含め5分ぐらいで汗まみれになれる。 水風呂は自分が一番好きなキリッとした15度。16度だとぬるく感じるときがある。高温と低温で恥ずかしいほど甘みが出る。 ととのいで寒くなったときのために、40度程度の新潟県栃尾又温泉付近の鉱石を使った擬似温泉ドゴール湯という露天と内側に42度ぐらいのお風呂ともある。これは寒い時には「下茹で」として重宝する。 さらに最高の外気浴。真ん中に天井があり、両脇が空いている。雨の日は雨を感じられる。 寝椅子は4脚だが、ととのい椅子も多く、確実にととのうことが出来る。 不自然に他人に近寄るなみたいな注意書きには笑えるけど。 アメニティーグッズも長年お客さんの要望を聞いただろうと思える過不足のない完璧な品揃え。 ここがサウナーにとっての最高な施設だと断言できるが、問題がひとつ。 コロナで予約制で取りにくく、思い立ったときに満員で行けない。残念。  

テルマー湯@新宿

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  ととのいを極めるサウナ道(どう)なら、笹塚のマルシンスパのような、大きな天然水風呂、強力すぎるロウリュ・ストーブのサウナ、予備の小さなお風呂。サウナに特化したシンプルで、ストイックな施設こそ、本流。ととのいだけを求める。余計なものはいらん。私達は禅の修行僧。なんてね。 知ってたけど眼中のなかったテルマー湯。でも色んなサウナーが推薦してて、心が揺れ調べ直した。オートロウリュになっているので、それなら行くしかない。ワクワク。 しかし新宿は巨大過ぎる。人も多く疲れる。特に深い大江戸線からは大変。どっから出たらええねん!でもそのストレスが深い”ととのい”へのエネルギーになる。ニンマリ。 アップルウオッチに散歩だと思われる。出口を間違えたので見てみると2キロ歩いていた。 花園神社の裏で、こんなとこにあったんかと思った吉本興業の斜め前。 浅田次郎の泣ける短編小説「角筈にて」の、昔の角筈(つのはず)の一丁目になるんかな。歌舞伎町なんで。なんか嬉しい。ちょっと調べた。ゴールデン街の奥。 受付で恥ずかしいけど、スマホでクーポンを見せて割引してもらう。サウナ・スパ健康アドバイザーの割引がないので、ちゃっかりクーポンを検索した。館内着とバスタオルだけが入った網の手提げバックを持って、館内着に着替えて上へ上がる。 さあ、風呂に。前を隠す小さいタオルがないやないか。小さいタオルはどこですか?教えてもらう。目立たんように小さく置いてある。一人一枚。そんなん書かんでええやろ。何枚も使うやつなんて誤差の範囲やと思う。逆に何枚も自由に使える、おおらかな施設もある。 ドアを開けると、ド〜ンと外気浴スペースの壁に富士山のタイル画がライトアップ。これはええ。芸術性とは関係なく写真を忠実に再現した感じ。万人が素晴らしいと思うやつやな。 まず、サウナと水風呂、外気浴の動線を確認し、最短距離を頭に入れる。そして、体を清めて、サウナへ。 まあまあ、湿度はある。椅子の段差が小さく、上下移動は楽なんだけど、3段目でも天井が高すぎる。熱がもったいない。遥かに高い位置の温度計が、98度。最上段でも目測で顔の高さで70度台だと思われる。ちょっと低い。都内の施設では一番の低温かも。サウナは12分は最低必要かな。 でも、6分ごとにオートロウリュ。それは助かる。ちょっと水量が少ないけど。2回目は入った瞬間にロウリュウが始まっ

サウナセンター@入谷or鶯谷

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ここは、私の産湯(始めてととのったサウナ) タナカカツキ先生の「サ道」で「ととのい」を知ってしまってから、なんと苦労したことか。 ドラマ「サ道」を何回も見直して、漫画も何回も読んで、マグ万平の「のちほどサウナで」をYouTubeで全部見て、毎日毎日どうやったらととのうねん?って感じでサウナに通っていました。 あのパキーンとしたサイケなイメージにと囚われていたんですね。水風呂で「ホゲー」となるのも立派にととのっていると思います。 過去にマラソンに夢中になっていたときがあり、ランナーズハイは度々経験しました。ハイペースで走っていて15キロ地点ぐらいの時に。「俺は走りの天才や、永遠に走れるぞ!」って。 坐禅会もよく行きました。何か(快感)を得られると思って。でも、足が痛いだけでした。 余談でした。 何度のサウナで何分、何度の水風呂で何分。実験に次ぐ人体実験。 様々なサウナーと友だちになり、一緒に遠方のサウナで指導してくれた人もいました。 北欧、かるまる、草加健康センター等々。半年ぐらい様々なサウナに何回も何回も行きました。 で、下記が初めてととのった時の状況です。 ついにととのいました! なんと1セット目の休憩でした。椅子に座って目を閉じると、いきなりなんか知らんけど、なんのイメージもなしに、涙があふれて来た。人がいるのでハッと我にかえったのが、残念。 サウナは最上段の頭の高さで100度。水風呂14度。 これやな、自分に合うのは。サウナ10分、水風呂1分半(珍しく水風呂に時計あり) これを基準に温度の低いサウナ、ぬるい水風呂は、長めに入ればいい。 サウナを出て歩いてた時、脳がリセットされた感じでめっちゃ爽やかな気分。 身体は軽くて、キューピーコーワゴールドがめっちゃ効いた感じ。 ホンマ身も心も、整いました。 昼間すぎに行っているので、ロウリュサービスはなかったのですが、意外に湿度はありました。ストーブ前、空気孔の出口が熱い。 今は、水風呂で「ととのい」が始まる感じがわかるので、そういう状況になれば、酔っぱらいのようにフラフラしながら休憩椅子に体も拭かずに(神経を使うのがもったいない)ドンと寝たり座ったりしています。 最近はドカンとトリップするような大きな体験はありませんが、交感神経と副交感神経ホルモンの混在している面白い時間は毎回楽しんでいいます。そしてサウナを出たあと、

泉 天空の湯@江東区 有明ガーデン

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  シングル!(10度未満)の水風呂あり 有明って九州?って思うけど東京の湾岸地域。豊洲市場先のテニス有明コロシアムの隣。 現在、私のホームサウナです。 ここはオープン時、運悪くコロナが酷い時期だった。しかも問題があって温泉なしの波乱の状態でのスタート。通っている歯医者が、「たいしたことはなかった」と言っていたので、近いのに行ってなかった。温泉重視でサウナは付け足しで、どうせロウリュはないだろうと。このロウリュが一番重要で、この蒸気がないと目や鼻が痛いだけで、私はととのいません。 でも偶然YouTubeで施設内を見て、ええっ!サウナがええじゃないか! 何回か通っているうちに「なんで、江東区民だけが割引やねん!」(東京弁で)という、ありがたい苦情が多々あったらしい。で、江東区以外にもご近所割引が 広げられ、自分の地域も平日タオル付き1,650円が1,200円になりました。これは、ある意味銭湯より安い。江東区の皆様は、な、なんとタオル付きで税込千円です! 残念ながら、女性側は岩盤浴とスチーム塩サウナがメインなのか、何故か水風呂がありません。でも男女入れ替え日あり。間違って行ったこともありますので行く前はご確認を。火曜日には定休日もあります。 料金の高い土曜日に行ってしまった時のことです。せっかくタオルを持っていったのに、タオル付きオンリー価格で割引なし。 しかしなんと、何故か水風呂の温度計が9.8度のシングルでした!都内ではほぼありません。いつもは14.7度ぐらいです。温度計が狂っているのか?後で分かりましたが、ヒーリングWEEKイベント中で特別でした。パンフレットをよく見ますと、毎月26日はいつもシングルだそうです。 有名な池袋の”かるまる”というサウナも都内唯一のシングルで有名で、水をグルグル撹拌する「サンダートルネード」という氷水のような水風呂があります。 再確認しましたが水温自体はほぼ同じ。チラーの性能上それ以下はどうしても無理で、撹拌することで体感温度を下げることを編み出したそうです。サンダートルネードは温度の羽衣を強制的に剥ぎ取るので、本当に氷水のようで痛くて一瞬しか入れません。体験としては面白いのですが、時間的に深部体温は下がらず、ととのいとは無縁です。 今では2分ほど入って「ととのい」始めたらヨロケながら出て、体を拭かずにドカンと寝たり座るのですが、さす

松本湯@東中野(銭湯お遍路78湯目)

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めちゃくちゃ”ととのい”ましたぁ! 銭湯お遍路78湯目。 久しぶりの「銭湯」開拓です。 磨き上げられた清潔な古い銭湯は、本当にリラックスできて最高。特に夏。蝉の声が聞こえてくると、ノスタルジックな気分になりますね。 でも今回は今年の8月1日にリニューアルオープンした、現代的なサウナ銭湯。 東中野本通商店街を外側に進んで、早稲田通りとの交差点を目指します。 商店街に入ると、ポレポレ東中野という小さな映画館があった。横の喫茶店は割と新しいんだけど、なぜか50年ほど前の大学生がいそうな、新宿はすぐそこなのにさすがに中央線の匂いがする。 14時にオープン。10分遅れた。おお!きれいな外見。 受付は下町とは違い、やさしいええ感じ。脱衣場に入ってみると、ん?割りとすいてるやん。服を脱いで風呂場に入ろうとすると、やばい!椅子という椅子にみんなが、真っ赤になってととのっている。でも、広い!お風呂も多い。予算を奮発した感じでキッチリ作られている。ペンキ絵はなく、4枚の大きなディスプレーに写真の富士山が。これは、いろんなイベントができそう。 体を洗って、混んでるかと恐る恐るサウナ室へ。うわ〜まろやかだけど結構熱い。数えると25人入れる広いサウナ室に10名ぐらいで結構ゆったり。温度計は100度。そして、なにより湿度が高い。横浜のスカイスパに近い感じ。 真っ暗で、入口ドアのガラスからの光のみ。時計はほぼ見えない。20分に1回オートロウリュがあるらしく、これが結構水量がある。パッと縦長のサウナストーンにライトが当たって、じゅわ〜〜とロウリュウが始まる。 10秒ほどで来る来る、熱い蒸気が。もう最高! 時計は見えないので体感だけを頼りに、水風呂に入れる?と自答する。なんかジャズがかかってる。意外に音質はいいけど、これはいらんかな。まあ、サウナは体が温まればいいので、喋ってもなにしても構わないと最近は思う。 で、水風呂。だれもいない。ひとは多いけど、にわかサウナーで水風呂に入らない若いやつが多い。 そう、君らが水風呂に入るのは10年早いぞよ。水風呂が本番だけどね。 そんでもって、水風呂の階段を降りる。これが深い!1.5メートルもあるらしい。立ったままちょう耳の下辺りまで水に浸かれる。首筋がバッチシ冷やされる。血液の温度は脳内の視床下部で感知するので、首筋を冷やすのが重要。水温は16度。あと1度下げ