松本湯@東中野(銭湯お遍路78湯目)



めちゃくちゃ”ととのい”ましたぁ!



銭湯お遍路78湯目。

久しぶりの「銭湯」開拓です。

磨き上げられた清潔な古い銭湯は、本当にリラックスできて最高。特に夏。蝉の声が聞こえてくると、ノスタルジックな気分になりますね。

でも今回は今年の8月1日にリニューアルオープンした、現代的なサウナ銭湯。

東中野本通商店街を外側に進んで、早稲田通りとの交差点を目指します。
商店街に入ると、ポレポレ東中野という小さな映画館があった。横の喫茶店は割と新しいんだけど、なぜか50年ほど前の大学生がいそうな、新宿はすぐそこなのにさすがに中央線の匂いがする。

14時にオープン。10分遅れた。おお!きれいな外見。
受付は下町とは違い、やさしいええ感じ。脱衣場に入ってみると、ん?割りとすいてるやん。服を脱いで風呂場に入ろうとすると、やばい!椅子という椅子にみんなが、真っ赤になってととのっている。でも、広い!お風呂も多い。予算を奮発した感じでキッチリ作られている。ペンキ絵はなく、4枚の大きなディスプレーに写真の富士山が。これは、いろんなイベントができそう。

体を洗って、混んでるかと恐る恐るサウナ室へ。うわ〜まろやかだけど結構熱い。数えると25人入れる広いサウナ室に10名ぐらいで結構ゆったり。温度計は100度。そして、なにより湿度が高い。横浜のスカイスパに近い感じ。

真っ暗で、入口ドアのガラスからの光のみ。時計はほぼ見えない。20分に1回オートロウリュがあるらしく、これが結構水量がある。パッと縦長のサウナストーンにライトが当たって、じゅわ〜〜とロウリュウが始まる。

10秒ほどで来る来る、熱い蒸気が。もう最高!

時計は見えないので体感だけを頼りに、水風呂に入れる?と自答する。なんかジャズがかかってる。意外に音質はいいけど、これはいらんかな。まあ、サウナは体が温まればいいので、喋ってもなにしても構わないと最近は思う。

で、水風呂。だれもいない。ひとは多いけど、にわかサウナーで水風呂に入らない若いやつが多い。

そう、君らが水風呂に入るのは10年早いぞよ。水風呂が本番だけどね。

そんでもって、水風呂の階段を降りる。これが深い!1.5メートルもあるらしい。立ったままちょう耳の下辺りまで水に浸かれる。首筋がバッチシ冷やされる。血液の温度は脳内の視床下部で感知するので、首筋を冷やすのが重要。水温は16度。あと1度下げて欲しいけど。これはこれでまろやかで長時間いれるのであり。2分ほどいて、脳がトロンとしてきたので、隣の「不感湯」へ。

この不感湯は、28度ぐらいで何も感じない温度。ちょうど外気浴になるのかな。これは珍しい施設で、都内では池袋の「かるまる」ぐらいか。2人しか入れないのは難点だが、ここもちょうど誰も入っていなかった。

これは、すごいで!めちゃくちゃ気持ちよくて、外気浴よりめちゃくちゃ深くやばいほどととのったわ。

寝れる冷風の当たる畳の休憩場所もあったけど、そこも2人で常にいっぱい。ものすごく広いお風呂自体も充実していてる。白人の外人さんがカッコよく湯船に浸かってる。でもモンモンもふたりもいてる。すごいコントラスト。新宿に近いからしょうがないか。アメリカのサウナもロシアンマフィアの会合所みたいだし。

入りかった大好きな電気風呂もあって全部で5種類ぐらいあったかな。色んな風呂が。全て常に一杯で一回も入れなかったけど。今は、サウナだけで十分。最近お湯に興味がないので腹が立つこともない。

というわけで、ここが、都内一番の銭湯サウナになってしまいました。特に時間制限もなかった。かなり通った黄金湯をついに超えてしまったね。外気浴がないのは残念だけど、サウナの湿度が最高でした。これ、重要。

サウナ100度・水風呂16度・シャンプー ボディーソープあり
銭湯480円・サウナ(バスタオル付)500円・少タオル50円

サウナ小屋キット専門店 サウナハウス

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